動画配信システムの配信規模

配信規模の差でどう変わる？

動画配信システムを利用する目的によって視聴者数が変動し、必要な機能要件も異なります。

たとえば社内の情報共有や研修用といった配信規模が限られる場合は、最小限の機能でセキュリティの整った配信メインのシステムがおすすめです。視聴者数が多くなることが予想される社外に向けた配信であれば、安定した稼働を実現できるシステムが適しています。

このように動画配信システムを導入する際は、自社の利用目的に合わせて選ぶことが大切です。

配信規模が小さいことによるメリット

動画配信システムは基本的に配信規模が大きくなるほどプランのグレードがアップし、必要なコストも高くなります。配信規模が小さいプランであれば、コストを抑えて動画配信を行うことが可能です。

配信規模が大きいことによるメリット

配信規模が大きいプランだと同時に視聴できる人数の上限が増えるほか、転送量や容量も大きくなるメリットがあります。安定した配信ができるようになるので、社員数の多い企業や社外向けの配信がしたい企業におすすめです。

配信規模で製品を選ぶときの注意点

ライブストリーミング方式の動画配信システムの場合、同時接続数の上限を超えると「同時視聴数制限を超過しました」などの警告が出たり、画面が止まったりといったトラブルが発生します。このようなトラブルが発生すると最後まで動画を観てもらえない可能性があるほか、企業や商品にマイナスなイメージを持たれかねません。

円滑な配信を行うためにも、余裕を持った接続数のプランを選んだり、サーバーを増強したりなどの対策が重要になります。「どのぐらいの規模のプランが最適なのかが分からない」という場合は、動画配信システムを扱っている会社の担当者と相談しながら自社に合った製品を検討すると良いでしょう。

配信規模が大きい動画配信システムを扱う会社

クラストリーム

初期費用

0円

月額費用

• ライト：55,000円
• スタンダード：110,000円
• エンタープライズ：165,000円

クラストリームは、特定の視聴者に限定した動画配信ができるクラウド型のシステムです。「ライトプラン」「スタンダードプラン」「エンタープライズプラン」の3つのプランが用意されており、エンタープライズプランなら最大視聴ユーザー数10,000人、最大同時視聴者数は5,000人まで対応。データ転送量は1ヶ月あたり2TBまで無料で、大規模配信に適したプランとなっています。独自のセキュリティ対策機能が搭載されているほか、暗号化によってコンテンツを保護できるのでセキュリティを重視した動画配信が可能です。

メガDOGA

初期費用

• トライアル（最大30日間）：0円
• Lite：55,000円
• Medium：55,000円
• Large：55,000円

月額費用

• トライアル（最大30日間）：0円
• Lite：55,000円
• Medium：88,000円
• Large：154,000円

メガDOGAは、会員限定動画配信および動画販売機能を備えたクラウド型動画配信プラットフォームです。動画ファイルをアップロードするだけで動画サイトを構築でき、CDNを利用した大規模配信にも対応。視聴ユーザーアカウントの発行も無制限で、会員制の動画配信も簡単に設定できます。2008年から国内でのサービス提供を開始しており、豊富な実績と充実したサポートが強み。最短1ヶ月から契約できるほか、無料で最大30日試せるトライアルプランもあり、気軽に利用しやすい動画配信システムです。

UIshare

初期費用

無料

月額費用

• スタートアップ：1,100円
• 従量IDプラン：3,630円～
• 従量DATAプラン：33,000円～
• 定額プランBASIC：55,000円
• 定額プランSTANDARD：110,000円
• エンタープライズプラン：要問合せ

UIshareは、初期費用無料で利用できるクラウド型動画配信プラットフォームです。利用人数は無制限で、大規模配信向けの動画配信プラットフォームを簡単に構築することが可能。動画コンテンツ配信機能も充実しており、オンデマンド配信をはじめ、ライブ配信や疑似ライブ配信、Webミーティング、動画埋込コード発行などに対応。申し込みと同時にすべての機能を利用でき、専門スタッフによるサポートも整っているのでスムーズかつスピーディーなサービス導入を実現できます。